学習内容
地形の扱いかたフーチング・基礎梁の配置方法
準備
ここから練習用ファイルをダウンロードして開いてください。演習
1. 柱とフーチングの作成
1階の柱をピットレベルにコピーし、タイプをRCに変更して高さを調整します。
- プロジェクトブラウザ>ビュー>平面図>1FL
- 窓選択で建物全体を選択
- 選択タブ>フィルタ
- 構造柱にのみチェックを入れてOK
- クリップボードパネル>コピー
- プロジェクトブラウザ>ビュー>平面図>ピット
- クリップボードパネル>貼り付け▼>現在のビューに位置合わせ
- タイプを選択>ロード
- ライブラリの 構造柱>コンクリート>RC柱 - 正方形.rfa を選択して開く。
- タイプの指定で600x600を選択してOK。
- 名前を変更 で800x800 に変更。
- DとBの値を800にしてOK
- プロパティウィンドウで上部レベルからのオフセットを0にして適用。
- 選択パネル>修正
2. フーチングの配置とビュー範囲の調整
基礎は構造柱の下部に自動的にアタッチされます。構造柱を選択して基礎を配置し、柱の下部のレベルを上げることで基礎の上端も上がります。しかしこの時点で柱が見えなくなります。ビュー範囲の断面位置を調整して基礎と柱の両方が見えるようにします。
- 構造タブ>基礎パネル>独立
- 「はい」をクリックし、ライブラリから 構造基礎>基礎-長方形.rfa を選択し開く。
- タイプを編集
- 名前を変更し 2000x2000x1200
- 幅と長さを2000に、厚さを2000にしてOK。
- プロパティウィンドウでレベルからの高さオフセットを1200にする。
- 複数タブ>柱位置に
- 窓選択ですべての構造柱を選択し 複数パネル>終了。警告が出るが無視してよい。
- 選択パネル>修正
- 窓選択ですべての柱を選択。
- プロパティウィンドウで、基準レベルからのオフセットを1200にして適用。
- 警告が表示されるのでOKする。
- 選択パネル>修正
- ビューのプロパティで範囲グループのビュー範囲の編集ボタンをクリック。
- 上を1FL、オフセット0、断面を1400としてOK。
3. 基礎梁の作成
基礎梁をRCで作成します。一つ一つ梁を描画してもいいのですが、ここでは2FL床の梁をコピーしてタイプを変更して作成します。
- プロジェクトブラウザ>ビュー>天井伏図>1FL。
- 窓選択ですべてを選択し、選択パネル>フィルタ で構造フレーム(Primary)にチェックを入れてOK。
- クリップボードパネル>コピー
- プロジェクトブラウザ>ビュー>平面図>1FL。
- クリップボードパネル>貼り付け▼>選択したレベルに位置合わせでピットを選択してOK。
- タイプを編集>ロード
- ライブラリから 構造フレーム>コンクリート>コンクリート-長方形梁.rfa を選択し開く。
- 名前を変更 で600x2000としてOK。
- Hを2000、Bを600 としてOK。
- プロパティウィンドウで始端レベルオフセットと終端レベルオフセットを-250にして適用。
- 通芯からずれている梁を位置合わせを使って修正する。
- 選択パネル>修正。
4. マテリアルの統一
梁・基礎・柱の構造部材のマテリアルを統一します。マテリアルを統一することで包絡した表示になります。
また構造フレームの水平断面を表示するにはビューの詳細レベルを標準以上にします。
- 窓選択ですべてを選択し、選択パネル>フィルタ で構造柱、構造フレーム、構造基礎を選択しOK。
- プロパティウィンドウで構造マテリアルを選択し…ボタンをクリックしてマテリアルブラウザを表示。
- コンクリート - 現場打ち を選択してOK。
- ビューの詳細レベルを標準にする。
- 表示タブ>グラフィックス>表示/グラフィックス
- 構造柱>躯体 の断面の線分の優先ボタンをクリック。
- 太さを4にしてOK。
【構造フレームの水平断面】
構造フレームは簡略モードでは常に見掛りとして表示されます。標準以上にすることで水平断面を表示することができます。
【包絡の条件】
包絡の条件は「結合している」「マテリアルが同じ」の二つです。
5. 3Dビューで確認
出来上がった地下躯体を3Dビューで確認します。
- 表示タブ>作成パネル>3Dビュー
- ビューキューブを右クリック>ビューで方向指定>平面図:ピット
- 切断ボックスを選択して上面を少し下げる。
- ビューの詳細レベルを簡略にする。
- 切断面が青くなっていることを確認。
- タイプを編集
- 簡略時のポシェマテリアルの編集ボタンをクリック。
- グラフィックタブ>切断パターン の色をグレーにし、OK。
- 切断面がグレーになっていることを確認する。
【簡略時の切断面の表示】
簡略モードの時、3Dビューの切断面はビューのタイププロパティの「簡略時のポシェマテリアル」で決まります。
保存(必須ではありません)
- R>名前を付けて保存>プロジェクト
- 「My演習21.rvt」として適切なフォルダに保存します。
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